「USELESS / USEFUL」@神宮前 ユトレヒト
2016/3/15 10:00
デザイナー 熊谷彰博とRoundabout 店主 小林和人による「USELESS / USEFUL」展です。
イタリアのオリベッティが1975年に発行したアメリカの開拓時代の道具を集めた本を海外から取り寄せるとページが中落ちして、役に立たなくなった本とまだ役に立つページがありました。熊谷彰博が雑貨や日用品の選択と編集をテーマにしたZINE「ZAKKA | 雑貨」を道具の写真と合わせて展示します。
また、吉祥寺で生活用品を扱うRoundabout(入居ビル建替えに伴う移転準備中)の店主小林和人は、物の役割には「目に見える具体的な機能」「目に見えない抽象的な作用」があり、使い手との関わり方により、時に機能し、時に作用すると考えます。
現在は移転先での営業再開までの漂流期間ということもあり、今回、「目に見える具体的な機能」についての考えを紹介する場として、ユトレヒトにてRoundabout 出張展を開催します。
会期:2016年3月15日[火] – 3月27日[日] 12:00 – 20:00 22日[火]休み
場所:ユトレヒト 東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション2C 03-
熊谷彰博
デザイナー / ディレクター
1984年 東京都生まれ。物事の関係性や仕組みのリサーチからはじまり、独自の視点と考察で総合的なデザインとディレクションを手掛けている。
主な仕事に、無印良品 池袋西武 企画展「STOCK展 – 気づきを、備える」企画・監修・会場構成、渋谷ヒカリエ Creative Lounge MOV「aiiima」アートディレクターなど。
また、6/5まで開催中の21_21 DESIGN SIGHT「雑貨展」企画チームにコンセプトリサーチとして参加。
小林和人
『Roundabout/OUTBOUND』店主。
1999年に吉祥寺で国内外の生活用品を扱う店『Roundabout』を、2008年には、やや非日常に針の振れた温度の店『OUTBOUND』を開店。両店舗の商品セレクトとディスプレイの他、執筆やスタイリングの仕事等も手掛ける。著書に『あたらしい日用品』がある。
http://roundabout.to http://outbound.to